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ゆる~く読書

~モリー先生との火曜日~「死」という概念に向き合う

今回読んだ本は「モリー先生との火曜日」(ミッチ・アルボム著、NHK出版)です。

ノンフィクション物で、非常に人生について考えさせられるような内容でした。

 

普及版 モリー先生との火曜日 | ミッチ・アルボム, 別宮 貞徳 |本 | 通販 | Amazon

 

(1)なぜこの本を読んだのか?

以前聞いたことがあったけれども、読んでいませんでしたが、タイトル的に非常に感動するだろうな、と思って興味はありました。そこで、今回Kindleの無料対象本でしたので、手に取って読んでみることにしました。

 

(2)ひとことでまとめるなら

色々な視点から人生を見つめなおす機会を与えてくれる羅針盤のようなもの

 

(3)どのような本か?あらすじは?

ASLという難病に患ってしまった大学教授のモリー先生が、スポーツライターとして非常に多忙なかつての教え子であるミッチと数十年ぶりに再会し、毎週火曜日に人生に関して最後の講義を行うという物語です。(ノンフィクション)

 

(4)感じたこと

講義を通じて毎回モリー先生は私たちの胸を打つようなことを話してくれます。

たとえば、

「いかに死ぬかを学ぶことは、いかに生きるかを学ぶこと」

「文化が何と言おうと知っちゃいない」

「ありのままの自分を受け入れ、それを大いに楽しむことだ」

などです。

(ホントは、これの数十倍胸に響くことを話してくれているのですが、ぜひ本を手に取って読んでみてください・・・!)

確かに、特に現代においては他人の目を気にして、大衆に合わせなくてはいけないという恐怖感念に駆られているように思いますし、私も自分のしたいことと反対にそれに合わせてしまうことが多々あります・・・

それでも、自分の好きなようにやってみる。最初は難しくても自分のしたいようにする回数を徐々に増やしていきたいと思いました。

 

また、モリー先生の考え方いいなあ、と思うことはたくさんあるのですが、

まだまだ浅い生き方をしているのか、腑に落ちるところまで行っていないな、という思いもあります。

なので、人生の節目にこの本を読み返して、モリー先生の考え方を心の底から理解できるような人生を歩んでいきたいとも思いました!

 

(5)どんな人に薦めたいか?

自分の人生に対して考え直そう、そして他人に対して奉仕しようと思えるような本です!

ですので、あらゆる人に紹介したいです・・・!

ただ、あえて言うのであれば、自分の人生に疑問を持っている人、今がつらい人に薦めたいです。

彼らのような人が読むことで、事態が少しいい方向に進めるのではないか・・・

そう思います。

ですので、ぜひこの本を読んでみてください!!!

 

ありがとうございました。(*^○^*)