今週は堂場瞬一さんの「大延長」を読みました。
この本はスポーツ小説で、取り扱うのは見ての通り高校野球。
神奈川県予選決勝から始まり、そこで監督の牛木が回想します。
自信が現役の頃に戦った夏の甲子園決勝戦を。
この試合では強豪校と初出場校の試合となったわけですが、チームカラー、監督の考え方からあらゆるものが対照的です。
しかし、試合を通じてそこに行きつくまでの思考の過程こそ異なるものの、最終的な考え方は一致していく点に高校野球の面白さが詰まっているのかな、そんな風に感じました。
試合展開も早い段階で結果が分かるのですが、ドキドキハラハラする展開で非常に面白かったです。